京都の歴史の鎌倉時代についてです。

1180年から85年に掛けて源平の戦いがあり、平家が衰退し、1192年源頼朝が征夷大将軍となり鎌倉時代が始まりました。

京都では、貴族だけではなく、地方の武士たちも文化の担い手となりました。
彫刻などの美術品は、平清盛坐像や空也上人像のように、力強く写実的なものが作られました。

また、源平の戦いなどの戦乱が続き、社会が不安定だたため、民衆にもわかりやすい新しい仏教が次々に誕生しました。

釈迦信仰の大報恩寺の本堂は、1227年(安貞元年)の創建当時の姿をそのまま今に残しています。

1221年の承久の乱は、後鳥羽上皇が鎌倉幕府執権の北条義時に対して討伐の兵を挙げて敗れた兵乱です。

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鎌倉時代 六波羅探題

武家政権という新興勢力を倒し、古代より続く朝廷の復権を目的とした争いででしたが、これにより、鎌倉幕府は、京都に朝廷を監視する六波羅探題を設置しました。
六波羅蜜寺周辺の六波羅の地には、かつて平家一門の豪邸が立ち並んでいました。
ここは平家の興亡と貴族政治の衰退を見守った場所なのです。

空也上人が創建した六波羅蜜寺。寺の宝物館には、平清盛の坐像が残されています。
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六波羅蜜寺

画像提供:京都フリー写真素材

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