天台宗五箇室門跡のひとつ。奈良時代、現在の京都市上京区にたてられた出雲寺が、江戸時代に現在の場所にうつされ、名前も毘沙門堂とあらためられました。
後西院天皇の皇子、公弁法親王が住職になって以来、門跡寺院になりました。
霊殿には、阿弥陀如来が安置され、天井には目の向きや顔がみる角度によって変化する龍がみる角度によって変化する龍が描かれています。
宸殿内部の襖絵116面は、すべて狩野益信(狩野探幽の養子)の作とされています。
般若桜とも呼ばれる本堂前の立派な枝垂れ桜です。
毘沙門堂
京都府京都市山科区安朱稲荷山町18番地 TEL:075-581-0328
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